「住宅ローンが支払えそうにない…」そういう時はすぐにご相談を!
■もっと早くご相談いただければ…
私たちにご相談に来られるお客様のうち、もっとも胸が痛むのが「自宅が競売にかけられそうだ。なんとかして欲しい」というものです。中にはすでに競売がスタートしてしまってから泣きついて来られるケースもあります。
もちろん、そういう場合でもいろいろとお手伝いし、少しでもお客様の有利になるよう働きかける方法はいろいろあります。しかし(もしもっと早い段階でご相談してくださっていたら、もっともっと有利にして差し上げられたのに…)との思いが胸をよぎります。
■問題の先送りが事態を悪化させる
たとえば「リストラや転職、賃金カットなどで収入が減って住宅ローンが払い続けられそうにない」という不安にお悩みの方は多いと思います。しかし(そのうちなんとかなるさ…)と問題を先送りして消費者金融などでローンの支払いを続けていたとしても、すぐに利用枠が一杯になってしまい、今度は住宅ローンと借金返済の二重苦になるという結果が見え透いています。挙句の果てが多重債務、そして自己破産ですべてを失うというパターンです。
■住宅ローンは滞納する前に
住宅ローンに関しては、滞納する前に担当者に率直に状況を相談すれば、先方もなるべく多く、できれば全額の債権を回収したいと思っていますから、現実問題としてローンを支払える条件の再設定など話し合いの余地はあります。しかし督促されるまで債務不履行を放置し、督促からも逃げ回るようなことになっては間違いなく債権者の心証を害してしまいます。
■火は小さいうちに消せ、の鉄則
理想をいえば、私たちにご相談をいただくのは「このままでは住宅ローンが支払えなくなる」という、まだ実際のトラブルが発生する前が望ましいのです。
私たちは任意売却専門の不動産業者ですが、誰にでも任意売却を迫るわけではありません。苦労して建てたマイホームを手放さずに済む方法を真っ先にお客様と一緒に考えます。幸い不動産に関する知識や経験は豊富にありますから、もっともお客様の有利になる、ご希望に近い選択肢をご提案できると思います。
「火は小さいうちに消せ」と申します。(まだまだ自力でなんとか出来るさ)などと状況のタカをくくらず、現実をしっかり正確に把握するお手伝いをさせてください。「早く相談したおかげで大事に至らずに済んだよ」と感謝されるのが、私たちの最大の喜びなのです。