もしも住宅ローンを滞納してしまったら……?

■もしも住宅ローンを滞納してしまったら……?
住宅ローンは月々滞りなく支払い続けることが義務付けられています。しかしその義務が果たせなかった場合、どのように対処すべきでしょうか。

■今月だけ払えないという場合は……
家族が入院したなどの突発的な理由で予期せぬ出費がかさむことは誰にでもあります。十分な貯蓄があればよいのでしょうが、住宅ローンの支払い中では思うように貯金もできないでしょう。その結果「来月以降は大丈夫だが、どうしても今月、1回だけ支払いができない」という事態もないわけではありません。
こういう場合は、直ちに金融機関の担当者にこちらから連絡を入れましょう。引き落とし日の前に状況を説明し謝罪すれば、寛大な対応をしてくれるはずです。金融機関側としてもなるべくトラブルを大きくしたくはないのです。
金融の基本は人と人との信頼関係です。引き落とし日に引き落としができず、担当者から催促の連絡を受けてから言い訳を始めるのは最悪だと思ってください。その時点であなたへの信頼は地に落ちます。

■今後も払えそうにないという場合は……
リストラに遭ってしまった、会社が倒産して給料がもらえない、などといった状況では今後も速やかに返済を再開できるメドは立ちません。このような場合でも、まず金融機関の担当者への連絡が第一です。任意売却などどのような債務整理を行うにせよ、金融機関の理解と協力が不可欠です。金融機関に内密でトラブルを何とか処理しようというのはやめておいたほうがよいでしょう。ましてや高利のサラ金などから返済できるアテもないのに借り入れをして当座をしのぐなどという方法はもってのほかです。

□まずは私たちにご相談を
金融機関の「信用」とは、当人の返済能力に対する信用です。しかしそれとは別に、人間対人間の信頼関係というものもあります。リストラや倒産で返済能力を失ってしまったのは当人の人間性や誠意とは別の問題です。誠意まで疑われてしまったら問題の解決は非常に困難になります。
しかしこちらから先に動いて正直に状況を報告すれば、金融機関も「では、どうやって問題を解決するか?」と一緒に考えてくれます。
その際に私たちにご相談を頂ければ、「不動産を、なるべく高価に売却して少しでも多く返済いたします」という誠意ある回答ができるのです。そうなれば、任意売却への協力も取り付けやすくなります。
あなたの人間的信用まで損ねてしまう前に、どうか一日も早く私たちにご相談ください。

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